小難しい話が続きましたので、ひとまず休憩です。
高校生の頃、世界一と称されるナイフ職人に展示会で会いました。
本人は無骨な方でしたが、
スタッフの方が一介の高校生である私に、
一本百万(!?)もするナイフを手渡し、
なぜその職人のナイフが素晴らしいか?を教えてくれました。
今でもその時の感動は忘れず、
その展示会で買った本は職人のサインと共に私の宝物です。
さて、その時の説明を今思い返すと、
何気ない形の中にたくさんの工夫が散りばめられていたことに気付きます。
実は当よもぎ鍼灸院にもたくさんの工夫があります。
例えば、当院のソファーは広げて、ベッドのように横になることもでき、
また、スペースを他の事にも使えるようにと、
治療ベッドは全て折りたたみにしています。
床をカーペットにすることで、患者さんの付き添いの方が床に座ったり、
お子さんが転がったりすることもできるようになっています。
さらに安全性と快適さを追求するために
工夫する必要がありますが、
ふと見回すと、治療院というよりは
変わったリビングです。
他の治療院のように立派ではないのですが、
私はそこが気に入っており、
来院された方が少しでもホッとするにはどうすればいいか・・・
とさらに思案中です。