目はとても大事ですが、とかく現代ではよく使うため目の疲労を持つ方が多くいらっしゃいます。そこで東洋医学ではありませんが、簡単にできる「パーミング」という方法を紹介します。
【パーミングとは?】
パーミングとは英語のPalm(掌)という語から出た言葉で、手で目を覆い隠す方法をいいます。ウイリアム・ベイツ博士が提唱したベイツメソッドの中に見ることができる方法です。
【パーミングのやり方】
両手をこすりあわせてから手のひらで目を数分間軽く覆います。手のひらで目を覆った時に真っ黒なものを想像します。このとき、軽く目を覆うだけで、目を圧迫しないことが大事です(手の平をお椀のように丸くして行うと目を圧迫せずにすみます)。目を覆う際に目は閉じておきます(外からの光が眼に届かないように暗闇をつくるためです)。からだに余分な負担をかけないため、机や台で肘をつく姿勢をとります。何もないときは自分の膝に肘をつく形でも良いです。
つまり、パーミングは両手で両目をふさぎ、リラックスして、暗闇の中で目を休ませる方法です。