意外と知られていませんが、捻挫や転んだ時の打撲にお灸が効きます。
触れるだけでも痛む部分がお灸をすえることで触ることができる状態になったり、青あざがくっきりとある部分が、お灸をすえることで早く元に戻ります。
お灸は腫れている所を囲むようにすえていきます。
通常、捻挫や打撲などの急性の炎症には応急処置法としてRICE(ライス)療法というものが行われますが、怪我の場所や時期によってはお灸を加えると治りが早くなります。
※RICE療法
R:Rest(安静)I:Icing(冷却) C:Compression(圧迫) E:Elevation(抑揚)の四つの頭文字から取った療法。患部を安静にし氷などで冷やしてから固定し、心臓より高くします
覚えておくと重宝しますので、RICE(ライス)療法と共にお試しください。
ちなみにアイシングに冷湿布を使われる方がいらっしゃいますが、冷湿布は貼った瞬間はヒヤッとしますが、患部を温めてしまいますので、逆効果になってしまいます。アイシングには氷をビニール袋に入れて冷やしましょう。