病は少しして癒ゆるに加わる

「病は少しして癒ゆるに加わる」

という言葉があります。

「病気は、少しよくなったときに油断して治療や養生を怠ると、かえって以前より重くなることが非常に多く、病気は治り際が大切」

という意味です。

また、
「病は気が張っているときに起こらず、気が緩んだときに起こる」
という意味もあります。

とかく、現代はみなが忙しく動き回る時代です。休みたいと思っても、生活や社会が許さないと感じる方も多いかと思います。

しかし、自分の体というものは少しも自分の頭で思っている通りには動いてはくれないものです。

指を切ったときに、どれほど適切な処置を施したとしても、傷が治るには時間が必要になります。体も心も傷を癒すには時間がかかるのです。

必要な時間を削るということは回復を長引かせる原因となります。回復の時間をしっかりとることが難しくとも、少しの時間でも体のための時間を確保していきたいものです。

もちろん、回復の時間をとるという名目で楽をし、「癒し」が「卑し」にならないようにも注意する必要があります。

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