体験


私たちは毎日ご飯を食べます。
今日まで食べてきた、ご飯が材料となりあなたの体を構成しています。
このことに疑問を持つ方はあまりないと思います。

ご飯と同じく、私たちは今日までの体験と記憶によっても構成されています。
良い体験にしろ、悪い体験にしろ、何らかの形で私たちの構成に含まれているのです。
例えば、箸の持ち方ひとつをとっても、どこかで学んだ体験によって、その箸の持ち方を獲得したのです。

さて、こんな会話があったとします。
「昨日肩がこって、こって仕方なかったんだ」
「ほら、触ってみてよゴリゴリでしょ?」
なんて話をしているときは、昨日の肩こりの体験の話をしています。

なんてことのない会話のようですが、ここが大きなポイントになります。
もしも、次のように話をしてみたらどうでしょうか?

「昨日肩がこって、こって仕方なかったんだ」
「でも、今触ってみるとそうでもないや」
とか、
「昨日肩がこって、こって仕方なかったんだ」
「それからしばらく肩がこっていたんだけど、お風呂に入ったらとれたんだ」
「今また肩がこっているから思い出しちゃった」

この場合、最初の会話と比べると、今感じている体験が会話の中に入っています。

このポイントが大事なのは、最初の会話の場合、問題そのものをずっと体験しているかわかりません。しかしわからないにも関わらず、問題そのものをずっと体験しているかのように取り扱っているのに対し、今感じている体験を入れて話すということは、過去の体験と今の体験の両方を取り扱っているからです。

私たちは常に今を生きています。
だから、問題を体験した後にも、「今はどうかな?」と今に戻ってくることが大切です。
過去の問題を体験し続けるかわりに、今の自分に質問してみましょう。
「今はどうかな?」と。

そうすることで、体験し続けているかのように感じる過去の体験を過去のものとすることができます。

それは自分自身の自浄作用に気づくことにもつながります。

そうしてできれば、どの体験も栄養のように、自分の体を構成しているものとして、自分にとって心地よいものにしていきたいものです。

良き日々を
清家雅裕


より今を活き活きとすることができる方法が、ワークで学ぶことができることです。そんなワークを学んでみませんか?

過去に起きた体験が今に影響していることもあります。そんな場合は「SER」によって、その体験から新しい洞察を得ることもできます。

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