私見ですが、最近研究していることに関する本を読んだりしていて思うことは、
健康とは減ったり衰えたりするものや、病気じゃないということでは無いように思います。
もっと根底に流れている、人の体の働きを表したものが本来の健康の意味だと思うのです。
何かに対して体が反応する。これは体が一分一秒と休まず自分自身の体のバランスをどうにか保とうとするからです。この保とうとする働きを私は「健康」と呼んでいます。
例えば、私もなったヘルニア。なった当初は意図しなくても「疼痛性側弯」という状態が現れます。つまり、痛みによって姿勢が歪むのです。
この状態はヘルニアが治ればある程度戻ります。(その間の動きの癖などによっては少し残る場合もあります。私がそうでした)
このときに、体は痛みについてしっかりと働きながら、悪化しないように働いてくれるわけです。この働きのことを私は健康と呼んでいるということです。
私たちの体の底に健康が常に息づいていて、とてもパワフルに働き、そして衰えることもないと考えると、体に「ありがたい」という気持ちが生まれるのは私だけでしょうか?
そして、医療はその健康が働きやすくするためにいろいろな手助けをするのです。
体が辛いときは大変な事や難しい事もあり、やりにくいとは思いますが、少しでも自分への接し方をケアするためにこの考え方を少し思い出してみてください。
自然治癒力はその方が働きやすくなります。
あなたの一生のパートナーである自分の体と喧嘩しないためにも。
良き日々を
清家雅裕
自分自身の根底に流れるパワフルな力、それは体の仕組みを知れば知るほどわかるようになります。そういった仕組みを学んでみたい方は是非こちらからお知らせください。ワークショップやクラスについて開催時にお知らせいたします。また、ご感想もお待ちしております。