~手作りもぐさを作ってみよう~

  • 用意する道具
      ミキサー、ザル、ボウル
  • 時期    
      春から夏ごろ(6月)によもぎを採集し、
      冬(1月半ば~2月半ば)に作ります。
  • 手順
    1. よもぎの採集(春から夏ごろに行う)
    2. 乾燥よもぎの砕き(冬に行う)
    3. 応用編
    4. 免責事項その他(必ずお読みください!

もぐさの質

良いもぐさは古くなっても色があまり変わらず、作られてから5年ぐらいのものが一番良いです。また、悪いもぐさは古くなると赤っぽくなります。

作りたてのもぐさは煙が良く出て刺激(熱)も強いですが、年数が経ったもぐさは煙もあまり出ず燃焼温度が少し下がり、刺激もジワっと心地良く気持ち良いお灸になります。

1st. よもぎの採集

春から夏ごろ(6月)に採集します。よもぎは夏以降になると葉が細くなり、下の方の葉は茶色になり茎も硬くなります。

採集したよもぎを適当な量ずつ束にし天日で乾燥させます。(4~7日間でカラカラになります)※雨に当ると黒くなって使えないので、夜などは家の中に入れて下さい。

干し上がって出来た乾燥よもぎをタトウ紙(着物の保存などに使う)または紙袋に入れて保存します。このときにシリカゲルなど、除湿剤も入れて保存すると良いです。

採集する際の注意事項

  • よもぎは汚れています。必ず水で汚れを洗い流して下さい。
  • 道端に生えているものは犬や車により汚れている可能性があります。採集しないようにしてください。
  • 5~6月ごろになると葉に虫がついているので注意してください。
  • 天気が良いときのものを採集してください。
  • ブタクサの葉はよもぎと似ていますが、香りで区別できます。

2nd. 乾燥よもぎの砕き

冬(1月半ば~2月半ば)に行います。この時期は湿気が少なく一番良質のもぐさができます。雨の日だとよもぎに湿気を帯びるためもぐさがうまくできません。雨の日は避けてください。

乾燥したよもぎの葉のみを手で丁寧にちぎり、ミルサーカップの半分位の量をミルサーにかけます。1回7秒間くらいミルサーでかけますが、あまり長く回転させると加熱してしまい故障の原因となります。

ミルサーにかけたよもぎをザルに移して、振るい、余分な粉(茎・葉脈その他)はザルから落とします。

「ミルサーにかけてからザルに移して振るう」この作業を数回繰り返していきます。繰り返すことによってもぐさになっていくのがわかります。

3rd. 応用編

ザルから振るい落とされたよもぎの粉はお茶として飲め、料理にも使えます。(まんじゅう・もち・パン・お好み焼き・せんべい・団子・天ぷら など)

茎や根などは使い古したストッキングに入れて浴用剤として使用できます。特に虚証(エネルギー不足)で手足が冷える人に向き、手足や体がポカポカして血行(新陳代謝)が良くなります。

乾燥よもぎを保存する時、押し入れに入れて置くと芳香剤になります。

乾燥したよもぎの葉は座布団(暖かくなる)や枕(不眠症の人に向きます)にも使えます。戦時中は弾薬の導火線や軍服の中に綿のかわりとして用いられました。

その他、石鹸やローションにも応用がききます。

免責事項 その他

  • もぐさの作り方は徳永由美子先生に教わった方法です。
  • 当もぐさの作り方は予告なく非公開にする場合もあります。
  • もぐさ作り、また本記事を参考にしたいかなる事に対しても当院は責任を負いかねます。自己責任でもって行ってください。
  • 資格なくもぐさを施灸して施術することは法により禁じられております。ご家族や御自身で楽しむためにご利用ください。
  • 安全に自家製もぐさを利用するためには、鍼灸師、または鍼灸院にて施灸の方法や据え方、据える場所などを聞いてみてください。思いもよらぬ収穫もあるかもしれません。